明日までっすよ!八木良太展@無人島プロダクション@高円寺。
あのね、次世代アーティストとか、ゼロゼロなんとかとか、いろいろ言われてますけど、
80年代生まれぐらいの新しいアーティストって、生まれたときから、
日本とか世界とか背負ってなくて、最初っから、グローバル市民っていうか、
グローバルスタンダードを身につけていると思うんです。
なんてったって、小中高学校の授業にPCがノート代わりに動員されてる世代ですから。
インターネットでつながった世代にとっては、村上さんとかが背負ってきた、「敗戦国日本の憂鬱」て、もう、最初から関係ないんだと思うんです。
で、八木良太展。
音楽、音源と、ビジュアルアートをつなげるっていう点では、真正の、クリスチャン・マークレイ'Sチャイルド。
でもね、遠くは、デュシャンの系譜にたどれる、コンセプチュアル・ソニック・アートの道筋を想起させながらも、ぜんっぜん、アートこてこて感がないのが、新世代たるゆえんなのかなって。
ぜんぜん、意味わかんない説明だけど、いいたいことは、
すっごい、いい展覧会で、土曜の夜までで終わっちゃうから、絶対行ってほしい、ってことです。
自作音源を録音したLPレコードを回しながら、ろくろさながらに、ドーナツ盤回転させながら、
実際に、粘土で器とか、前衛陶芸とか、つくっちゃったりなんかして、
しかも、その指先の圧力によって、サウンドに微妙な緩急のエフェクトがかかって、
まさに、触感と音感とビジュアルの出会いが、ほんとうに見事に実現されているんです。
新触感DJ。
コンセプトがめちゃシャープ、そして有機的かつエレガント。
・・・なにいってるんだか、まったくわからないですね。
ろくろプレイの痕跡とその映像の展示+α。
サウンド・アートというより、新手の触感アートサウンド。
えもいわれぬエロティックな世界が展開されていますんで、ぜひぜひ、足をお運びください。
サウンドも、耳に心地いいです。
★本日の収穫〜
小林孝亘展@西村画廊、来週末ぐらいまで〜
最高にいいです。大好き作家のひとり、小林さんの、顔を正面から見据えたペインティング。
絶対、見たほうがいいです!
直球ストレートの絵画。
エッセンシャル・ペインティングとかいうんだったら、彼みたいなアーティストこそ入れてあげてほしいよね!
じつは、、エッセンシャル・ペインティング展@国立国際@大阪を、先日見てきて、ホンモノのエリザベス・ペイトンの七宝焼きのような美しい絵に完全ノックアウト&大金持ちになりたい願望に火をつけられ、マンマ・アンダーソンの超引きこもり的世界観に激しく共感し、マルレーネ・デュマスの予言者的絵画にうちのめされ、ローラ・オーウエンスのラブリーでオプティクで実験的で、圧倒的にすばらしい絵画をまのあたりにし、それでもなおかつ強硬に日本人作家を入れない学芸員の狭量さに絶望的になりながらも、、、かくも、すばらしい作品群の誕生に、タイムリーに立ち会えていることの幸せを、ひしひしと、しみじみと、胸にかみしめている秋の夜長でした。
意味不明〜〜